ダ・ヴィンチ・コード読み終えて

あまり書くとネタバレになるからおおざっぱな感想を。

劇画チックで、読んでいると映画のシーンが浮かんで来る感じでした。つまり娯楽小説の域は出てないですね。ただ一般的にはあまり馴染みのないテーマ(中世ヨーロッパ、宗教、美術、魔術、暗号など)なので、興味のない人はどう感じるかはわかりませんが、幸か不幸か私はカソリックのミッションスクールに通っている上に、これらに対しては結構興味があるし、実際ダ・ヴィンチのギャラリー本を引っ張り出してきて読んでいましたが、内容的にはちょっと物足りなさを感じたかなぁ・・(笑)あと、ちょっと後を引きすぎな気がした。もう少し短くまとめられるんじゃないかと。しかも、謎解きがマニアックな暗号解読なので、
「おおお!!」
というような驚きよりも
「へえ・・そうなんだぁ・・」
って感じが延々と続くので、上中下と3巻あるんですが、下巻に突入する頃にはかなりいらだちを覚えましたか(笑)

いろいろつっこみたい所もありますが、ネタバレになりかねませんので、こんな所でしょうか。

後、あまり先入観にとらわれたくなかったので、映画のキャスティングとか見ないで本を読んだので、主人公の二人以外は全く誰が演じているか知らないでいたので、私の中で登場人物の様相が出来上がってしまってて、それからHPでキャスト確認したら、想像と全く違っていたのには、笑えてしまった。特にシラスという人物、真っ白な顔して小太りで目が凄い窪んでる人を想像してたら、意外と男前やんか(笑)

本としてはどうかなと思いますが、映画は面白いんじゃないかと思うので、見に行きたいですね☆