駒大苫小牧野球部・・

私の部活動ですが、一応全国大会を目指している部活なので忙しいです。でも、女子校だし文化部なので、流石に顧問から叩かれたり殴られたりなんて事はありません。でも、言葉ではかなりきつい事を言われます。それこそ、「言葉の暴力じゃない?」って思うくらい、かなり酷いことを言われます。それに傷ついて辞めていく生徒もいますし。暴力が良いとは言いませんが、駒大苫小牧野球部の部長がしてたと言うことは本当に暴力なんでしょうか?甲子園で優勝するようなチームです。生半可で、そんな成績を残すことは出来ないでしょう。多少殴られたり、叩かれたりってのは、必要な事なんではないのかな?ウチの部活でも、顧問があれだけ厳しくするから、一応全国大会を目標に出来る部活になってる訳で、何でも有りで生ぬるい指導を受けていたとしたら、全国なんておろか、県だって市だって絶対無理です。先生が厳しく真剣に指導をすれば、それが生徒に伝わり、生徒の間でも、厳しさと真剣さが生まれます。先生が競われれば、私たちは、レギュラーとして残るために必死になります。度が過ぎたらそれは暴力行為なので、してはいけないと思います。駒大苫小牧野球部長が、いったいどの程度の事をしてたかは知らないので何とも言えない部分はありますが、部員にやる気を持たせたり、活気づかせたり、ダラダラしている時に渇を入れたりするために、はたいたり、殴ったりしたという事なら、ウチの部活と同じ。それは、強くなっていくためには必要な事だったのだと思う。

ちょっと話が変わりますが、これは、大きくなってから母から聞いた話なのですが、私は日本と台湾の幼稚園を経験してまして、日本の幼稚園での事、
「○○ちゃんに、ひっかかれた」
と言って帰宅したらしいのです。顔に大きなひっかき傷があったらしいのですね。それで母は次の日、担任の先生に伺ってみたところ、
「○○ちゃんがやったかどうかは、よくわからないんです。子供が言うことですから」
と言われたらしいのです。まあ、それほど大した傷でもなかったので、それ以上の事は追求しなかった様ですが、これが逆の立場で、もし自分の子供が、誰かを傷つけたにもかかわらず、教師が解っていても何も連絡してくれなかったら、とても困ると思ったそうです。その後、台湾へ引っ越した訳ですが、そこでの事、ある日迎えに行くと顔にアザを作っている私のそばに、教師と、男の子と、その男の子の親が立っていて
「この子が、滑り台から、まっぴーちゃんを押して、転んでしまいアザができてしまいました」
と説明があり、私を押したという男の子の親は、本当に申し訳なかったというように、日本語で
「ごめんなさい、すみませんでした」
と何度も謝られたそうです。また、別のある日は、私と女の子と、教師がいて
「今日、まっぴーちゃんは、この子の腕に噛みつきました。ですから、私も、同じようにまっぴーちゃんの腕に噛みつきました」
と教師からそういう報告を受けたそうです。これが、本当の指導法だと、母は思ったと言いますが、私もそう思います。

今の日本は、やれ体罰だ、暴力だとそっちばかりが先走ってしまってるおかげで、きちんとした指導や教育がなされなくなっているんじゃないかと思う。