チェルシーTV

chelchel2005-03-18


チェルシーTVで過去の名ゴール100選というのをやっていた。今のサッカーを思うと、昔のサッカーは牧歌的とでも言うか。あまりプレスがかからないので、ゴールも豪快に決まる。見ていてとても気持ちがいい。それにしてもフリットは存在感がある。素晴らしい。私もそんな頃から見ていたかったと、いつもながらに思う。ゾラはとてもゾラらしい。やはりファンタジスタだ。ただ、ゾラ、最近の方がプレイに洗練さがある気がするから、驚異だ。そうとうストイックに鍛えたり節制したりしているらしいが、38歳、ウチの両親と1歳しか違わないなんて・・とても思えない(^^:

その名ゴール、70ゴール辺りまで来てようやく、私の知っているチェルシーが現れて来た。今のチェルシーも素敵だけどグジョンセンハッセルバインクのコンビが好きだった。あの中で私の1番お気に入りのシュートはリーズ戦で、グジョンセンが決めたバイシクル。あれは、忘れられない。それにしても、そんな昔の話でもないのに、こうしてゴールを見ていると、随分前の事のように感じる。それだけチェルシーは変わったと言う事ね。

もっともっと、この100ゴールを全て知っているチェルシーサポーターの人たちは、もっと色々な変遷を見てきているんだなあ。選手の移籍だけではない。降格したり、借金が膨れあがり、てんてこ舞い状態であったり。そんな中でもアブラモビッチさんの登場は、恐らく昔からチェルシーを愛してきたサポーターたちにとっても、もの凄い変化であったに違いないのだろうけど。

もし、アブラモビッチさんが買い取ったのがリーズだったとしたら、今チェルシーが1部に降格していたかもしれない。ホントに何が起こるかわからない。これからだって、どうなるかなんて解らない。イングランドから遠く離れた所に住んでいる私にとって、もし、チェルシーの試合が見られないような状態になったとしても、私はずっとチェルシーが好きでいられるだろうか。セルタがこのまま昇格することなく、ずっとセグンダにいるようになっても、好きでいられるだろうか。今はそうありたいと思っているけど。そこが、グランパスとは違うところだろうな。

だから、今こうして、プレミアリーグの殆どの試合でチェルシーが見られて、チェルシーTVまで見られる状況には、本当に感謝している。願わくば、このまま、ずっと、ビッグクラブに名前を連ね、ユナイテッドやリバプールのような、歴史あるクラブになっていってほしい。