日本代表戦

高原選手の素晴らしいロングシュートで早々と先制した前半は、まずまずよかったんじゃないかと思う。俊輔とヒデが起点になって松井選手もボールに絡んでいたし、FWの二人との連携も良かった。結果を思うとここで、もう少し点が入ってたら・・と思わなくもないが、ラトビアもどん引きで守っていたので、そう簡単にはいかないか。日本もせっかく4バックにしてみたんだし、SBがもう少し攻撃に絡めると違ったのかもしれないが。駒たんも、上がっては来るモノの、なかなかパスが来ない。代表での経験がまだ少ないから連携取るのは難しいかな。それでも後半に入って俊輔がPKを決めて0−2と、ここまでは理想的な展開だったハズなんだが。(というか、引いて守ってカウンター相手に、なんで追いつかれる結果になんよる?)

そうしているうちに、ラトビアも徐々に力を発揮してきて、日本のミスを誘いカウンターというパターンがよく見られるようになった。一方の日本は、後半にはいるとバテる。これは単にスタミナ不足なのか、ペース配分が上手くなされてないのか。そしてDFラインも下がってしまういつものパターンへ突入。そしてジーコさんは、3バックに変更した訳なんだけど、この3バック変更、ジーコさん的には守備的にしたかったのかもしれないけど、それでアレックスを入れるというのが、どっかおかしいかと。中田コのミスを追求するより、なんでこういう試合運びになるのか?って所をもう少し考えた方がいいのかもしれない。例えば中盤のボールキープできる選手を外して、隆行を入れた意図は?前線で体張ってファールを誘発しろ!っていうんなら、それをちゃんとさせなきゃいけない。

高さのあるチームにパワープレーしかけられ、結局セットプレイで点を取られるっていうのも、ありきたりなくらいありきたりな展開。それに高さがあるとは言っても、欧州の中では別に普通の範囲だろうし、それにあっさりと負けてしまうと言うのはどういったものか。中沢が居なかったのが響いていると言えばそれまでだけど、んでも、高さ対策も出来なかった訳でもない。一人でっかいDFがいるのでそれを入れてみるとか・・あのDFはいったい何のために呼んだんだろうか?

中田コが致命的なミスをしちゃった訳だけど、アレックスか中田コかどっちが良いかと問われたら、まだ中田さんかしら・・と思う。駒ぴょんと加地さんとどちらか?と問われると、うなるところ・・

というレベルのSBしか日本には居ないのだったら、もう4バックはあきらめた方がいいんでないかなぁ・・